巨人炭谷銀仁朗捕手が17日、昨年訪問、交流した埼玉の「医療型障害児入所施設・カルガモの家」、東京の「慶応大学病院」の子どもたちへゲーム機器や音楽機器、おもちゃなどを贈ることを決めた。西武在籍時の15年から、難病の子どもとその家族への支援活動を実施する。

炭谷 コロナウイルスの影響で開幕もなかなか決まらず、暗いニュースも多い中、訪問時に出会った子どもたちは元気にしているのだろうかと気になっていました。感染防止のため仕方ないことですが、家族に会うこともできないことで相当な不安、精神的負担を負っていることと思います。ひとときでも楽しい時間を過ごしてもらえればと思い、プレゼントを贈ることにしました。

子どもたちが、少しでも笑顔になるため-。同様の支援活動を行う西武武隈と話し合い、それぞれ50万、計100万円でプレゼントを贈ることを決めた。この日、川崎市のジャイアンツ球場で打撃練習などで個人調整した炭谷は「開幕後はプレーで元気づけられるよう、僕も一緒に頑張っていきたいと思います」。次はグラウンドから、明るいニュースを届ける。【栗田尚樹】