阪神秋山拓巳投手(29)が紅組の先発を務め、1回を1安打無失点にまとめた。

立ち上がりは、1番高山を空振り三振に仕留める好発進。続く上本には左前打を許したが、3番サンズの打席で、同期入団の捕手原口が、上本の二盗を阻止。秋山は落ち着いた表情で打者に集中し、サンズを空振り三振に仕留めた。秋山は「バッターに考えさせるようにということを意識して、本番を想定していつも以上に意図を持って投げました。全体的に球のキレはまだまだ良くなると思うので、開幕までにしっかり磨いていきたいです」と振り返った。

秋山は3月21日のヤクルト戦(神宮)以来約2カ月ぶりの登板。この日最速は140キロを計測し、ブランクを感じさせない投球で、開幕ローテ入りへアピールした。