楽天三木肇監督が「お部屋時間」の大切さを説いた。5月31日、仙台でのグループ練習が終了。2日からの練習試合に向け、1日に東京へ移動する。

新型コロナウイルス感染防止で外出が制限される中、13泊14日の長期遠征。指揮官は「選手にとっては大変窮屈かもしれない」と制限下でのホテル生活を気づかいながら「1日の時間の使い方がうまいプレーヤーは練習の質、量の調整ができる。上手に時間割をしてほしい」と24時間の有効活用を求めた。

チームは3月30日から5月7日まで活動休止。選手は自宅でのストレッチ、筋トレなどに取り組み、ブランクの影響を最小限にすることに励んだ。同8日から12球団で最後に自主練習を再開。選手の状態を考慮し、紅白戦を行わずに実戦へ向かう。三木監督は「我々のチームとして開幕へ最善を尽くすことが大事」と力を込めた。