阪神西勇輝投手(29)が、7回8安打1失点と好投するも、今季初白星はならなかった。

ともに開幕投手を務めたDeNA先発の今永と投手戦を繰り広げた。初回1死一塁ではオースティンの後方への打球を捕球し二塁封殺。2回は先頭ロペスを出塁させるも、続く宮崎を外角低めのスライダーで併殺に仕留めた。5回には宮崎のソロ本塁打で先制を許すも、この回2死満塁のピンチでオースティンを投ゴロ。前夜13安打10得点と爆発したDeNA打線を最少失点に抑えた。

しかし、打線は8回まで散発4安打と、好機をつくるも得点につながらず。左腕に対して通算23打数無安打だったボーアを初めてスタメンから外し、8人中6人の右打者を並べたが援護出来なかった。

西勇は開幕投手を務めた19日巨人戦(東京ドーム)でも、6回4安打1失点と好投。球団では82年ぶりとなる開幕戦での投手本塁打を放つなど、2打数2安打2打点と奮闘したが、後続の岩崎が逆転本塁打を浴び敗戦となった。