阪神の先発西勇輝投手が7回8安打1失点と好投するも、またも今季初白星はならなかった。試合後は「チームの連敗を止められなくて悔しいです。切り替えて次の登板に向けて、しっかり調整します」と懸命に前を向いた。

序盤は、ともに開幕投手を務めたDeNA今永と白熱した投手戦。初回1死一塁ではオースティンの後方への打球を捕球し二塁封殺と、持ち前の好フィールディングを見せた。2回は先頭ロペスを出塁させるも、続く宮崎を外角低めのスライダーで併殺。5回には宮崎のソロ本塁打で先制を許したが、この回2死満塁のピンチでオースティンを投ゴロに仕留め、前夜13安打10得点だったDeNA打線を最少失点に抑えた。

しかし、散発5安打無得点と打線の援護に恵まれず。6回4安打1失点と好投した開幕戦の19日巨人戦(東京ドーム)に続き、この日も勝ち星が遠かった。