ヤクルトが、ドラフト4位指名した東北福祉大・元山飛優内野手(21)に背番号6を用意していることが23日、分かった。

背番号6といえば、ゴールデングラブ賞10回の宮本慎也氏(日刊スポーツ評論家)。13年の現役引退後、空き番となっていた。18年、ヘッドコーチに就任する際には球団から背番号6を打診されたが、選手につけてほしいと固辞した経緯もある。

元山は、堅守と巧打を併せ持つ大学生を代表する遊撃手。宮本氏とのつながりもあり、出身の生駒ボーイズ石田稔之総監督が2つ上、佐久長聖の藤原弘介監督が4つ下で同じPL学園(大阪)出身。宮本氏は「PLの先輩と後輩が監督しているチームの教え子。縁もあるし、若くて将来性のある選手につけてもらいたいと思っていたので、うれしく思っています。しばらく空き番になっていてプレッシャーに感じるかもしれないけど、そんなことは気にせず思い切って頑張ってほしい」とエールを送った。