広島5年目の岡田明丈投手(27)が26日、広島市内の球団事務所で契約交渉に臨み、1100万円減の3300万円で更改した。再起を期し、昨秋から中継ぎに転向して挑んだが、プロ入り後初の1軍未出場に終わった。岡田は「思い通りにいかない一年だった。良かったり悪かったりが長く続いた。結果に結び付かなかった」と悔やんだ。

ウエスタン・リーグでは14試合に登板。後半は先発を務めたが、0勝4敗、防御率5・22と振るわなかった。オフシーズンについては「コーチといろいろ話し合ってよかったところは残しつつ、新しいことができれば。具体的には直球の球速、力強さを出して、ストライクゾーンで勝負できるようにというのにフォーカスしています」と語った。来季の起用については「直接は言われてないけど、先発でいくと思う。やるしかない」と覚悟を口にした。(金額は推定)