DeNA育成1位の石川達也投手(22=法大)が22日、神奈川・横須賀の球団施設DOCKでの新人合同自主トレで、初めてブルペンに入った。捕手を立たせて直球のみの32球。「力は5~7割だったんですけど、久しぶりのピッチングにしては良かったと思います」と納得の表情をみせた。

ドラフト1位の入江大生投手(22=明大)らが、すでに複数回ブルペンに入っている状況にも焦らず、マウンドの感触を確認した。当面の目標は支配下契約。同じ法大出身の先輩左腕、石田からアドバイスを受けたという。「育成なので、最初は支配下との線があるのかなと思っていたんですけど『この世界に入れば、育成も支配下もなくコーチ陣が見てくれる。結果を出して、どんどんアピールしていけば、自然と支配下に上がれると思うから頑張って』と言われました」。

最終的な目標は1軍で活躍すること。「石田さんもいますし、三嶋さん、三上さんもいます。法政の先輩方と一緒に、継投でつないでいきたいという目標もあります」。1軍での「法大リレー」実現を目指し、支配下契約をつかみにいく。