広島育成選手のロベルト・コルニエル投手(25)が25日、広島・廿日市市内の大野練習場での合同自主トレに合流した。

ドミニカ共和国から来日後2週間の自宅待機期間では、タオルを使ったシャドーピッチングや、腕立て伏せなどで精力的に体を動かしたという。この日はキャッチボールやダッシュで汗を流した。

カープアカデミー出身で、身長193センチの大型右腕。練習生として19年の秋季練習から参加し、昨年9月末に育成選手契約を結んだ。同11月のみやざきフェニックス・リーグでは150キロ中盤の直球を軸に、先発として3試合に登板し、2勝1敗、防御率0・90の成績を残した。視察した佐々岡監督の目に留まり、春季キャンプ1軍スタートを勝ち取った。右腕は「チームが優勝することに貢献したい」と意欲十分だ。

エース大瀬良を憧れの投手に掲げる右腕は「大瀬良と一緒に投げたい」と目を輝かせた。ジャパニーズドリームをつかむべく、鯉の秘密兵器が鍛錬を重ねる。

広島ニュース一覧はこちら―>