スター街道を駆け上がれ! 阪神ドラフト1位の佐藤輝明内野手(21=近大)は紅白戦で左腕から初安打を放った。白組の「1番右翼」で出場。第1打席で高橋の128キロ直球を豪快なスイングで右翼へ運び、二塁打にした。ここまで実戦で放った4安打はすべて右腕から。「自分のスイングが出来ればどんなピッチャーでも打てると思う」。サラリと受け流したが、昨季中盤に先発ローテーションに定着して5勝を挙げた高橋を仕留め、2試合連続で長打をマークした。
この日はOBの新庄氏が沖縄・宜野座キャンプに電撃訪問。交流することはなかったが、佐藤輝にとって憧れのスターだ。「好きな選手の1人です。外野の名手なので動画を見たりします」。打撃や守備で参考にしたこともあった。幼い頃は、日本ハムのユニホームを着ていた新庄氏をテレビで観戦していた。
ド派手なハーレー・ダビッドソンをグラウンドで乗り回したり、宙づりになって天井から登場したり…。数々の「新庄劇場」で野球ファンを魅了してきた。10度のゴールデングラブ賞受賞など実績も十分で、佐藤輝は「そういうファンを喜ばせたりとか、手本というか参考にしたい選手です」と目を輝かせた。
第2打席では、2番手左腕の岩貞の外角に沈んでいく変化球に空振り三振に倒れ、課題を感じたのも収穫。「しっかり変化球を見切れたら、打率を上げたりフォアボールも増える。しっかりできるようにやっていきたい」。スターの素質を持つ黄金ルーキーが、虎党を笑顔にしていく。【只松憲】
▽阪神高橋(佐藤輝について)「いろんな左打者と対戦していても、あそこまで大きくて振れる打者は1回くらいしか対戦したことはない。ほんとにソフトバンクの柳田さんみたいなスイング。打たれた打球もすごく速かったので、やっぱりすごい」



