日本ハムの背番号「25」は、99年からチームの屋台骨を支える投手が背負っている。

06年まで8年間つけていたのは立石尚行だ。先発とリリーフの両方で起用され、05年6月の西武戦では本拠地移転から通算100勝目の勝利投手となった。現在は球団のベースボールアカデミーコーチとして、ジュニアなどの指導にあたっている。

立石の後を受け継いだのが宮西尚生。07年に大学生・社会人ドラフト3巡目で指名され、プロ1年目の08年から昨季まで、13年連続でシーズン50試合以上に登板した。最優秀中継ぎ投手を3度受賞。昨年8月12日のロッテ戦では前人未到の通算350ホールドを打ち立てるなど、“鉄腕”の愛称で知られている。プロ14年目となり、球団ではこれまでで最も長く25番を背負う選手となった。今季も大車輪の活躍が期待される。