巨人ルビー・デラロサ投手(32)が15日、米国の市民権取得手続きでチームを離れて渡米するため、出場選手登録を抹消された。

デラロサは3月4日に左足小指を骨折したものの、開幕5戦目の3月31日には1軍に合流。今季は6試合に登板し防御率0・00、中川とのダブル守護神としてリーグトップタイの5セーブをマークしていた。中日6回戦(東京ドーム)の試合前練習後、原辰徳監督(62)は「元気でまた会えることを願う。彼のファミリーにとって、とても大事なことなのでね。そこは尊重した」と説明した。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、再来日後には隔離期間をへての合流となる。原監督は「それも仕方がない。やりくりは今に始まったことではない。プラスに受け取って。必ずそこをカバーする力は出てくる。むしろプラスにする」と話した。

デラロサに代わり、戸根千明投手(28)が1軍に昇格した。