オリックスのステフェン・ロメロ外野手(32)が18日ロッテ戦(京セラドーム大阪)の試合前練習に参加した。

ロメロは17年にオリックスへ加入。19年までの3シーズンをオリックスで過ごし、昨季は楽天でプレーした。新型コロナウイルスの影響もあり、3日に来日。2週間の入国者待機期間を終えて、チームに合流し、練習を再開した。2年ぶりのオリックス復帰となり、チームメートの安達や吉田正らと談笑するシーンも見られた。

練習後、代表取材に対応したロメロは「まず日本に帰ってこれたこと、隔離が明けたこと、チームメートたちに会えたこともすごくうれしく思います」とコメント。今後については「自分の体の状態を確認しながら。ゲームに対しての自分の体の状態も未確認なので、生きたボールを見ながら2軍で練習して。2軍の試合にも臨んでいきたい。そして1軍に早く帰ってきたい」と明かした。

この日はフリー打撃を行い、守備では右翼や内野でノックを受けた。中嶋監督と話すシーンも見られ、背番号69の表情は明るかった。

楽天在籍時の昨季は103試合に出場し、24本塁打を記録。来日4年間で93発を放った長打力を評価して「再獲得」した助っ人に、起爆剤としての役割を託す。