日本ハムの元気印が硬軟自在の活躍で、新型コロナ禍から再出発したチームを引っ張った。杉谷拳士内野手(30)が7日楽天戦(札幌ドーム)で、今季初安打となる先制弾に追加点のスクイズと大暴れだ。1軍に再昇格した4月30日は、最終打席で1度もバットを振らず押し出しのサヨナラ四球を選んでヒーローに。この日はバットを振って、転がして、2年ぶりに苦手の楽天涌井を攻略した。

◆日本ハムのコロナ感染による出場選手登録抹消 4月30日から5月4日までに西川、中島、清水、今川、R・ロドリゲス、高浜、郡の7人が陽性判定、浅間、渡辺、石川亮の3人が濃厚接触の可能性ありとされ、計10選手が出場選手登録を抹消された。特例2021代替選手として、4月30日に鶴岡、杉谷、平沼、宇佐見、1日に万波、活動再開後初戦となった7日には田宮、今井、樋口、谷口、五十幡が出場選手登録され、楽天戦のスタメンには杉谷、平沼、万波、宇佐見の代替選手4人が名を連ねた。