巨人丸佳浩外野手(32)が2軍の試合前練習に合流した。

ティー打撃では阿部2軍監督がトス役を務め、マンツーマン指導を受けた。置いたボールを目印に、大きく両足を開いた状態でのティー打撃で下半身に負荷をかけた。打ち終わりの姿勢を指導される場面もあった。

阿部2軍監督の同方法でのティー打撃指導は、トレードで加入した広岡の移籍後初練習や開幕前にルーキー秋広に対しても行っていた。

4日に2軍降格が決まった丸は、5日に出場選手登録を抹消される見込みで、再調整での抹消は広島時代の12年9月3日以来、9シーズンぶりとなる。

今季は新型コロナウイルス感染による離脱の影響もあり、40試合に出場して打率2割2分7厘、4本塁打、8打点だった。4日の日本ハム1回戦(東京ドーム)でも6番中堅で出場したが、3打数無安打1四球と快音は残せていなかった。

丸に代わって、立岡宗一郎外野手(31)が1軍に昇格する。立岡は今季1軍では13試合の出場にとどまっているが、2軍では33試合に出場し、打率2割8分8厘、3本塁打の成績を残している。