楽天早川隆久投手(22)が初物を乗り越え、球団新人史に名を残す。30日、先発予定の31日ソフトバンク戦に向け、楽天生命パークで最終調整した。
1年目の今季はすでに7勝(4敗)を挙げるも、ソフトバンクには2戦2敗で、パ・リーグ他5球団で唯一白星がない。同5球団すべてから白星を挙げれば、11年塩見、13年則本昂に続き、球団新人史上3人目となる。左打者の被打率が3割を超え、主軸の柳田、栗原にもそれぞれ4割以上打たれている。それでも「勝っておかないと『早川だったら勝てるぞ』と思われてしまう。1勝するだけでもまた違うかな、というのはあります」と闘志をあらわにした。
プロでは“未体験”にも、動じない。同戦が開催されるひなたサンマリンスタジアム宮崎での公式戦は球団史上初。左腕も「1度高校の時に高鍋町でキャンプをしたことはあります」と宮崎との縁を思い返すも、同球場での登板はない。プロ初の地方球場での登板に「大学でもいろいろと地方でやったことはあるので、そういう面で言えばあんまり不慣れではないかなと思います」。さらに、プロ初の中5日にも「1日短くなっただけなので、特に大幅に変えたこともないですし、違いは特に感じていないです。順調です」と意に介さない。
チームは前カードでロッテに勝てず、3連敗中。守護神松井が離脱し、先発には1イニングでも多く投げることが期待される。ぶれない新人左腕が、ピンチを救う。



