ソフトバンクは11日、周東佑京内野手(25)が10日に佐賀市内の病院で「右肩関節鏡視下関節唇形成術」を受け、無事に終了したことを発表した。1週間~10日後に退院予定で、競技復帰まで約6カ月を要する見込み。今季中の復帰は絶望的で、約6カ月後の来季開幕にも黄信号がともった。この日の日本ハム戦前に取材対応した工藤公康監督(58)は「走るだけだったらできるかもしれないけど、野球選手は打って、走って、守ってと3つやって初めて充実感や、やりがいを感じる。それを感じていかないといけない。彼の野球人生を考えれば、僕はいい選択だったと思う。今後絶対にプラスになる」と背中を押した。

周東は昨季50盗塁で盗塁王を獲得。今季も不動のリードオフマンとして期待されていたが、70試合で打率2割1厘、3本塁打、5打点と不振が続いていた。