阪神秋山は5回5安打無失点に抑えた。2点リードのままバトンを渡したが、後を受けた小川、及川が守れなかった。リーグ単独トップになる11勝目をつかめず「次の登板をまたしっかりと頑張りたいと思います」と短い言葉に思いを込め、次戦を見据えた。

登板予定だった17日中日戦が台風接近で中止となり、中9日でのマウンド。毎回走者を出しながら、粘り強く投げた。5回に連打で招いた1死一、二塁のピンチでは、4番ビシエドを初球フォークで右飛に打ち取り、福田も136キロ直球で右飛に片付けた。

5回87球での降板に、矢野監督は「アキ(秋山)には申し訳なかったけどね。俺の中ではいっぱいかなと思った。若い投手がいって、結果点取られちゃったんで。そこはアキに一番申し訳ないなと思う」と説明した。