阪神が29日、11月6日に開幕するクライマックスシリーズに向けて西宮市内の甲子園で始動した。本拠地での巨人との決戦に向け、一丸態勢を築くべく、矢野燿大監督(52)ら首脳陣、ナイン、スタッフが「決戦Tシャツ」を着用して、練習に臨んだ。

球団は「選手会からCS、日本シリーズに向けて一丸でやりたいという思いを受けて、球団が作りました」と説明した。

黒地に黄色で「Play Tigers Baseball」とプリントされ、その下の「Who are we? We are Tigers!」のフレーズは守護神のロベルト・スアレス投手(30)が円陣で話したもの。

練習開始前、円陣では井上一樹ヘッドコーチ(50)が紙を片手に約3分間、話した。今季はシーズン最終戦まで優勝争いを演じ、惜しくも2位に終わったが日本一に向けて再出発する。