来季の中日監督に就く立浪和義氏(52)は、打診を受けたばかりだった22日に愛知・北名古屋市の中学校で講演会を行っていた。中学生たちの質問に言葉のキャッチボールで丁寧に答えた。「目標を達成するために必要なのは?」と問われ、「毎日コツコツと努力すること」と返した。

立浪氏は野球をうまくなろうと、小学校、中学校と毎日、素振りとランニングを欠かさず、体が小さかったこともあり、毎日牛乳も飲んだという。身長は173センチ。高卒入団1年目で新人王を獲得したが、右肩痛から2年目をほぼ棒に振った。体をいじめ、ケアをつづけ、結果として、球団最多2480安打を残すまで、キャリアを積み上げた。

「40歳で現役を引退してから、将来はドラゴンズの監督をやりたいと思ってきた。チームを強くして、リーグ優勝、日本一になるのが夢です」。来春13年ぶりに竜のユニホームを羽織る小さな巨人が大きな夢へ、努力を続けていく。【中日担当=伊東大介】