日本ハム杉浦稔大投手(29)、玉井大翔投手(29)ら北海道出身の5選手が27日、北広島市内の星槎道都大で、小学生約30人を対象に野球教室を開催した。道産子選手による野球振興活動「ネクストサークル」の一環。今季、先発から抑えに転向し28セーブを挙げた杉浦は、子どものころ、新庄剛志監督(49)に憧れ、ファンサービスの神髄を学んだ。今度は自分たちの手で、北海道を盛り上げる。

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凍える寒さの中でも、杉浦の心は“ホット”だった。念願だった道産子選手による野球教室。目を輝かせながら、現役プロ選手の投球や打撃に見入る小学生の姿に、自身の幼い日の思い出を重ねていた。小学生のころ、球団が北海道に移転。「まさしく毎日が“新庄劇場”。僕も新庄Tシャツを着て学校に通っていた。ここ最近みたいに常に(パフォーマンスが)ニュースで流れていて、それを楽しみにしていた」。憧れだった人と来季から共闘することになり、その幸運をかみしめた。

初対面は、30日のファンフェスティバルとなりそうだ。「プロ野球選手になってみて、より(新庄監督の)すごさが分かる。この(プロ野球選手という)立場で、天井から出て来ていたんだなって。当時は、ただワクワクしていたけど(笑い)」。プレー以外でも周囲を魅了したBIGBOSSから、ファンサービスの神髄を学んだ。

今回の野球教室は、道産子選手の希望で実現した。参加したのは、帯広市出身の杉浦をはじめ、佐呂間町出身の玉井、札幌市出身の福田、厚岸町出身の佐藤、八雲町出身の片岡と、ルーキーを除く5選手。“キャプテン”の杉浦は「(子どもたちは)純粋な反応だった。僕たちもエネルギーをもらいました。将来(プロ野球選手の中に)『あの時、いました』という子たちがいたら」。かつてのBIGBOSSのように、今度は自分たちが子どもたちに夢を配る。【中島宙恵】