オリックス増井浩俊投手(37)が15日、大阪・舞洲の球団施設で行われた契約更改交渉で、1億3000万円減の年俸7000万円で契約した。

減額制限(1億円以上は40%)を超える65%ダウンに「ここ数年の自分の成績からすれば、今の自分の価値としてはそれぐらいなのかなと納得しています」と話した。

本格的に先発再転向した今季は15試合に登板し、3勝6敗、防御率4・94の成績だった。(金額は推定)

▽オリックス伏見(自身最多の91試合に出場し1850万円増の4500万円でサイン)「激戦のパの中で連覇はかなり険しい道になる。向こうが研究するならそれを上回るつもり」

▽オリックス後藤(国内FA権を行使せず現状維持の2100万円で更改)「自分なりに考えることはいろいろあった。もう1回、オリックスで活躍したい」

▽オリックス村西(2度目の交渉で430万円増の1300万円でサイン)「しっかり話ができた。納得できた。(来季は)日本一の力になれるように頑張りたい」

▽オリックスK-鈴木(500万円増の2150万円でサイン)「(シーズン序盤)結果がついてこず、自分の中で『何やってんだ』と。2軍に落ちたときに(中嶋監督から)ストレートを磨いてこい、と。自分を問い詰めると真っすぐだと改めて思った」