オリックス中嶋聡監督(52)が「黄金先発陣」の競争を促した。

リーグVを果たした21年は沢村賞を獲得した23歳エース山本が18勝、新人王に輝いた20歳左腕の宮城が13勝をマーク。それでも「優勝したメンバーがそのときのベストだとしても、今年はまた違う。ずっと良い状態のメンバーを探していかないといけない。ベストは常に探すものなので」と慢心はない。

両輪に続く先発ローテ候補には、左腕の田嶋や山崎福、若手の山崎颯らが挙がる。だが「田嶋も(21年は)8勝8敗、サチ(山崎福)も貯金はできていない。まずは枠を競うことになる」と競争心を求めた。「田嶋も(序盤に)これはマズいなという時期もあった。シーズン最後くらいの内容をコンスタントに。サチもやられるときは早い回でやられてしまう。粘ってもらいたい」と注文を出した。

注目の開幕投手については「今言ったところで、コンディションがイマイチの場合にも、開幕に合わせてくるのは違うと思う」と明言は避けた。チームは12年から開幕戦10連敗中。だが「10連敗? 一区切りだね。(開幕で)負けたら143分の1と考える。(21年も開幕に)負けたけど、優勝できましたし、あんまり騒がないで」とプラス思考で挑む。【真柴健】