メキシカンリーグの名門ディアブロス・ロホス・デル・メヒコ(英語名メキシコシティー・レッドデビルズ)は1月31日(日本時間2月1日)、前DeNAの乙坂智外野手(28)の獲得を発表した。22年シーズンからチームに加入する。

乙坂は11年ドラフト5位でDeNA入団。17、19年のクライマックスシリーズで代打本塁打を放つなど、俊足と勝負強い打撃で活躍した。昨季7月にクラブでの飲酒を報じられ自宅謹慎処分。昨季限りで自由契約となっていた。

メキシカンリーグには17年オフのウインターリーグに参戦した経験がある。ヤキス・デ・オブレゴンの一員として、27試合で打率4割1分と大活躍。同国に名をとどろかせていた。球団はツイッターに日本語で「あなたの家へようこそ」と投稿した。

昨季まで通算468試合に出場し、676打数155安打10本塁打53打点、打率2割2分9厘だった。

◆乙坂智(おとさか・とも)1994年1月6日生まれ。神奈川県出身。横浜高では3年春夏に甲子園出場。11年ドラフト5位で横浜入団。3年目の14年に1軍デビュー。同年5月31日ロッテ戦でプロ初打席を本塁打で飾る。183センチ、83キロ。右投げ左打ち。

◆ディアブロス・ロホス・デル・メヒコ メキシカンリーグの名門チーム。1940年創設。リーグ最多16度の優勝を果たしている。本拠地はメキシコシティー。