新兵器導入で、リーグ連覇&日本一に導く。オリックス吉田正尚外野手が、今春キャンプから「キレダスバット」を使用していることを明かした。先端部分に重さがあり、主にティー打撃やロングティーで使用。「ヘッドを走らせるという意識。しっかり体を大きく使うことに重点を置くバットですね」と説明した。

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野球道具へのこだわりが強い吉田正は、打撃練習に4種類のバットを用いる。試合用やマスコットバットに加え、操縦性を意識したバレルバット、そして今回のキレダスバット。用途によって持ち替えている。

両足首のクリーニング手術を受けた影響もあり、今季ここまで実戦出場はないが、24日西武との練習試合では、先発登板した高橋に熱視線を送った。相手の開幕投手を視察し「細かい変化で、強いボールもあり、どんどん攻めてくる投手。状態も良さそう」と戦闘スイッチを入れた。選手会長がシーズン開幕に向け、牙を研ぐ。【真柴健】