ソフトバンクは3月31日、栗原陵矢外野手(25)が佐賀市内の病院でMRI検査を受け、左膝前十字靱帯(じんたい)断裂、左外側半月板損傷の疑いと診断されたことを発表した。
4月1日からリハビリ組に合流する。手術や復帰見込み時期などは未定としたが、同箇所を負傷した過去の事例では手術を受けてから、長期間のリハビリを要するケースが多く、長期離脱は必至。場合によっては今季中の復帰も危ぶまれる状況になった。
栗原は30日のロッテ戦で、9回2死の守備中に、ロッテ福田光が打った左中間への飛球を追って中堅の上林と交錯し、負傷交代。この日、出場選手登録を抹消されていた。背番号を「24」に変更し、外野手登録となり心機一転で意気込んでいた今季は、ここまで5試合でチームトップの2本塁打、打率も3割5分3厘をマーク。主軸として好調のチームを引っ張っていた。
◆前十字靱帯(じんたい) ひざ関節の中にある強靱な靱帯で、大腿(だいたい)骨と、脛骨(けいこつ)を結ぶ。もう1本の後十字靱帯とクロスしており、これが断裂するとスネの骨が前方にずれ、支障をきたす。負傷した場合は復帰まで長期期間を要し、サッカー選手が多く、プロ野球選手も長期離脱は避けられない。
◆前十字靱帯を負傷したケース 03年ダイエー小久保は3月のオープン戦で、右膝前十字靱帯断裂、内側靭帯断裂、外側半月板損傷などの重傷を負い、1シーズン全休せざるを得なかった。12年西武中村はシーズン中に左膝を痛め、10月に左膝前十字靱帯(じんたい)の再建および外側半月板損傷の修復手術を受けた。翌13年は前年手術の影響で前半戦を棒に振り、左肩の違和感で1軍復帰が遅れ、9月に昇格となった。



