巨人松原聖弥外野手(27)が3月29日ヤクルト戦の3点適時三塁打以来、約2カ月ぶり2本目の適時打を放った。同点の5回2死三塁、日本ハム杉浦のわずかに高めに浮いた146キロ直球を捉えた。中前にはじき返す逆転適時打で試合をひっくり返した。

松原は「とにかく夢中でした。久しぶりに良い結果を出せて良かったです。このあともしっかりと結果を出せるように頑張ります」と喜んだ。その後もすぐさま二盗を決め、得点圏に進むと、同学年で「ナオマツコンビ」として仲良しで知られる吉川の適時三塁打で本塁に生還した。

背番号「9」に変更して臨んだ今季は、不振に苦しんだ。25日に出場選手登録されるまで、約3週間ファームで調整していた。戻ってきた1軍で、4月29日阪神戦以来のスタメン出場。4月26日DeNA戦以来の安打を放ち、存在感を示した。