中大(1部6位)が、東洋大(2部1位)との両チーム計31安打の乱打戦を制して対戦成績を1勝1敗のタイに戻し、1部残留へ望みをつないだ。

1-1の同点に追い付いて迎えた1回2死二塁。5番の北村恵吾主将(4年=近江)が左翼席へ勝ち越しの2ランを放ち、主導権を握った。「『もう1本打って逆転するんだ』という気持ちだけを持って打席に入りました。打った瞬間、いったと思いました」と会心の手応えだった。この日は1本塁打を含む3安打3打点の活躍をみせた。

打線は3回に5安打で5得点を奪うなど、その後も勢いを止めず。2試合連続2桁安打(16安打)に加えて11四死球も大きく、終盤に反撃を見せた東洋大を振り切った。清水達也監督(58)は「『つないで、つないで』という気持ちを1人1人が持った結果だと思います。(北村)キャプテンの本塁打も大きかったですよ」とたたえた。

勝負は22日の第3戦にもつれ込んだ。中大が勝てば08年秋から続く1部残留が決まり、東洋大が勝てば、21年春以来の1部復帰が決定する。北村主将は「『何としても1部に残るぞ』という、強い気持ちを出し続けて。最後は自分たちが勝って、笑って泣いて終わりたい」と意気込んだ。