巨人の新外国人イアン・クロール投手(パドレス傘下3Aエルパソ=31)が1回1安打2四死球3失点で、ほろ苦デビューとなった。

2-4で迎えた7回に来日初登板。先頭打者を切ったものの、続くヤクルト山崎に四球を与え、さらにけん制悪送球で三塁への進塁を許す。次打者武岡には死球を与え、投球が落ち着かない。

そして2死一、二塁となって迎えた村上に151キロ直球を右中間席に運ばれ、痛恨の32号3ランを許した。

クロールは15日に来日。エルパソでは日本球界に復帰した広島秋山とチームメートだった。ナショナルズ、タイガース、ブレーブス、エンゼルスで大リーグ通算243試合に登板。8勝6敗、1セーブ、26ホールド、防御率4・49を記録している。