ソフトバンクは3日、大関友久投手(24)が左精巣がんの疑いがあったため、前日2日に福岡市内の病院にで左睾丸(こうがん)の高位精巣摘除術を受け、無事終了したことを発表した。競技復帰は未定。

大関は今季、先発ローテーションの一角としてここまで18試合に登板し、6勝6敗。防御率3・01の成績を残していた。監督推薦で球宴にも初出場していた。直近では7月30日の西武戦に先発したが、3回途中4失点で敗戦投手になっていた。

◆大関友久(おおぜき・ともひさ)1997年(平9)12月14日生まれ、茨城県土浦市出身。小学1年から野球を始め、土浦湖北では1年秋からエースで2年夏は県8強。3年夏は3回戦で敗退した。仙台大を経て、19年育成ドラフト2位でソフトバンク入り。21年5月に支配下登録され、6月4日の阪神戦で初登板。185センチ、94キロ。左投げ左打ち。今季推定年俸は1100万円。

○…6日楽天戦に先発見込みだった大関が離脱した影響で、先発ローテーションを変更した。4日日本ハム戦の先発予定だった武田が、5日からの楽天3連戦へ。新型コロナウイルス陽性から復帰し、3日ウエスタン・リーグのオリックス戦に登板予定だったレイが急きょ、4日日本ハム戦に回ることになった。レイは「自分としては、準備できている。今対応できると思う。特に影響はないんじゃないかな」と話した。

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