DeNA浜口遥大投手(27)が、巨人打線にめった打ちされ、自身ワースト失点となる4回途中10安打11失点でKOされた。1回に2死一塁から自らのボークでピンチを広げると、4番中田の適時打で先制点を献上。2回には、吉川の2試合連発のソロで追加点を奪われた。

試合途中、斎藤チーフ投手コーチは「うまく乗り切れていない感じに見える」とコメントしたが、4回に悪夢が訪れた。先頭の岡本和に左前打を浴び、1死一、二塁から小林の適時二塁打で3点目。二塁手の牧の野選で4点目を失うと、試合の流れは一気に巨人へと傾いた。

さらに、1死満塁のピンチを背負うと、ウォーカーには左翼のバルコニー席のさらに上に運ばれる特大アーチを浴びた。放物線に目を向けながら、両手を膝につき、マウンド上でガックリ。2死から中田、岡本和に連打を浴び、ポランコの3ランでこの回一挙9点を失った。

チームは9連戦の2試合目。通常なら4点目を奪われた場面、ウォーカーに満塁本塁打を浴びた場面など、交代するタイミングはいくつか考えられたが、8日以降の戦いも見据えながら三浦監督は続投を決断した。ポランコに3ランを浴びた直後、101球で三浦にスイッチ。11失点は球団では13年8月25日の巨人戦の国吉以来だった。

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