ソフトバンクのジュリスベル・グラシアル内野手(36)が、成績不振で2軍再調整となった。

今季は打率2割7分2厘、7本塁打、29打点の通算成績も、9月は同1割8分8厘、0本塁打、0打点。17日のオリックス戦では8回に代打で登場し、山本由伸投手の前に見逃し三振に倒れた。

藤本博史監督(58)は「ジュリはリフレッシュ。『こんなスランプは初めてだ』って言うことでね。本人とも話して、どうや?って聞いたら『分からない』って。そこまで深刻になってる」と現状を説明した。

開幕から6月初旬まで4番を任されるなど、打線の軸として働いてきた。

藤本監督は「今の順位にいるのはジュリのおかげもある。ジュリのおかげで何試合か勝っているわけやから。この10日間で何とかリフレッシュして状態を上げてくれと。本人も『分かった。ありがとう』と言って、ファームに行ってくれました」と話した。