西武内海哲也投手(40)が、試合後に引退セレモニーを実施する19日の楽天23回戦(ベルーナドーム)で先発登板することになった。

予告先発に名を連ねた。

「体は万全の状態で、いよいよ来たな、という感じです。現役生活の1つの区切りとして投げることができるのはうれしいですが、今は楽しみな気持ちより、緊張の方が強いですね。チームとして大事な一戦なので、迷惑をかけないように、しっかり投げ切りたいと思います。この舞台を用意してくださった球団の皆さまをはじめ、1球1球感謝の気持ちを持って投げたいと思います」

18日はベルーナドームのブルペンに入って、約40球を投じた。CSを争う楽天との直接対決。チームにとっても大事な試合でもある。できる限り最大限の調整を施した。

03年ドラフト自由枠で巨人に入団。最多勝を2度獲得するなどエースとして活躍した。18年オフにFAの人的補償で西武に移籍後も、若手の手本になり続け、愛される。通算135勝左腕の最後の勇姿。慣れ親しんだ、まっさらなマウンドに立つ。

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