シーズン途中に加入したDeNA森原康平投手(30)が8回に登板し、楽天からの移籍後初登板を3者凡退で飾った。

3点ビハインドの展開で3番手としてマウンドに上がった。吉川を一ゴロ、若林と重信は直球で空振り三振を奪った。上々の内容に自ら拍手しながら三塁側ベンチへ引き揚げた森原に、左翼席に陣取るDeNAファンからも大きな拍手が送られた。森原は「まずは登板できたことが良かったと思います。試合数も残り少ないですが、出番がきたら打者1人1人、全力で向かっていきたいと思います」と、コメントした。

7月28日に伊藤裕季也内野手(26)とのトレードで楽天からDeNAへ移籍した右腕は、2軍調整を経て18日に出場選手登録をされていた。三浦大輔監督(48)も試合後に「非常に球持ちがいいボールでした。前以上にキレもあって、バッターもタイミングが取りづらそうな反応が見られたので、ああいう投球を続けてくれれば非常に楽しみです」と期待。

楽天で通算177試合に登板して49ホールド&4セーブを挙げた中継ぎのスペシャリストが、新天地での初登板でもしっかりと実力を発揮した。

【ニッカン式スコア】19日の巨人-DeNA戦詳細スコア