侍ジャパンは4日、11月に行われる強化試合の日本代表メンバーを発表し、阪神からは佐藤輝明内野手(23)、近本光司外野手(27)、中野拓夢内野手(26)、湯浅京己投手(23)の4人が選出された。

佐藤輝と近本は3月の台湾戦でも代表のメンバー入りしていたが、コロナ禍の影響で中止となった。4選手いずれもプロでは初めて日の丸を背負うこととなる。

背番号は佐藤輝が「7」、近本が「5」、中野が「51」、湯浅が「65」となった。

強化試合は来年3月開催のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)へ向けたもので、11月5日に日本ハム戦、6日に巨人戦(ともに東京ドーム)、同9、10日とオーストラリア2連戦(札幌ドーム)の4試合が予定されている。

阪神4選手の選出コメントは以下の通り。

佐藤輝 選んでいただけて光栄です。侍ジャパンは子どもの頃からWBCを見て憧れを持っていました。その憧れの日の丸のユニホームを着て、しっかり活躍できるように頑張ります。

近本 日本のトップ選手が集まるところなので、自分自身にとっていい経験になるようにしたいですし、自分が変われるチャンスだと思って、チャレンジ精神を持ってやっていきたいと思います。

中野 野球をやる上で、いつかは日の丸を背負って戦いたいという思いは学生の頃からずっと持ち続けていましたし、そういう機会を今回いただけたので、プレッシャーや緊張はあると思いますが、そこも楽しみながら日本のために自分のプレーをして貢献したいと思います。

湯浅 侍ジャパンに選んでいただいたこと、素直にうれしいですし、光栄です。日の丸を背負ってプレーするということは一つの目標でもありましたし、自分の持っている力をしっかり出して、日本の力になれるように頑張ります。

◆阪神の侍ジャパン最多人数選出 阪神からは湯浅、中野、近本、佐藤輝の4人が侍ジャパンに選出。これは11年10月に侍ジャパンが常設化されて以降、最多の人数が選出となった。これまでは、21年東京五輪と直前の強化試合に青柳、岩崎、梅野の3人が最多だった。

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