楽天村林一輝内野手(25)が11日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、50万円増の年俸1000万円でサインした。

7年目の今季は47試合の出場にとどまったが、内野の全ポジションを守るなど、希少性を発揮。代走や守備固めでの出場が多かった。「1年に1回しかない機会なので」と球団との話し合いは約90分に及んだ。評価してもらった点や、終盤からの出場することの難しさや、ユーティリティーとしてこなす大変さなど、思っていたことを契約更改交渉の場で率直に打ち明けた。

球団からは「ユーティリティーとか代走で終わる選手ではなく、レギュラーになってほしい選手」と期待をかけられる。村林自身も「来年レギュラー取るために頑張ります」と言葉少なく決意を語った。

オフ期間は毎年恒例のソフトバンク今宮に弟子入り。自主トレで学んで成長を続ける。「走攻守すべてのレベルアップはもちろんなんですけど、その中でも打撃は。来年はそっちでしっかり結果を残せるように」。ストイックに練習を重ね、遊撃の定位置奪取を狙う。

(金額は推定)

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