DeNA三浦大輔監督（48）が12日、秋季トレーニングで取材に応じ、来季の阪神との開幕戦（京セラドーム大阪）への思いを語った。

過去2年間、開幕カードは勝利がなく、21年の巨人戦は2敗1分け、22年の広島戦は3連敗。「開幕カード1回も勝ってないので、来年は勝てるようにしたいです」と意気込んだ。

阪神を率いる岡田監督との運命も感じた。幼少時代は阪神ファンで、大阪・玉造で生花店を経営する父が岡田監督の後援会のメンバーだった関係で、直筆のサインをもらったり、試合も観戦した。

三浦監督　不思議な縁ですよ。小学生の頃に対戦するなんて思ってなかったですから。対戦するんだぞ、と教えてあげたいですね。教えても信じないと思いますけど（笑い）。

阪神戦は、今季16勝9敗と9年ぶりに勝ち越したが、本拠地横浜スタジアムでの阪神とのCSファーストステージでは1勝2敗で敗れ、CSから日本一への目標が消滅した。

三浦監督は「今年はホームでああいう形で終わりましたから。その中でまた2023年の開幕が同じ相手。新たなスタートですけど、監督になってからいいスタートが切れていないので、来年こそはいいスタートを切って、最初から乗っていきたいです」と誓った。