阪神が21日、高知・安芸で行う秋季キャンプを打ち上げた。岡田彰布監督(64)は攻守ともに手応えを得た様子。「思った以上のキャンプを送れた」と力を込めた。
岡田監督の一問一答は以下の通り。
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-10年ぶりのユニホーム。安芸での3週間を振り返って。
「10年、おーん。タイガースのユニホームは何年かな、14年になるんかな。まあ、安芸もなんか3年ぶりに来られたみたいなんでね。そういう意味でも、阪神タイガースは安芸が原点かも分からないですね、ここからキャンプというか、その年はここからスタートできたのは良かったと思いますね」
-技術力アップの秋と言っていた。手応えは
「いやいや、まあ、見よかなーというね。ちょっとねそういう感はあったんだけど、思った以上に選手も動けるし、若い選手ばっかりというか。ほとんど選手も今は若くなったんで、この中から来シーズンの1軍の戦力はほとんどいてると思うので、そういう意味で、思った以上のキャンプを送れたと思いますね」
-大山のバッティングがすごく変わったように見えた
「いやいや、変わったんは確かですね。選手はなんかね、実戦で結果を出したいというのがあると思うんだけど、このキャンプは実戦をやってないんで。そういう意味でも2月は半ばぐらいから紅白とか実戦が始まると思うんですけど、その頃はもっと楽しみになりますね」
-前川、井上の打撃の評価は
「いやいや、あのー、ねえ、思った以上に若い選手が良かったんですけど、前川にしても1年間やって、あそこまでバットを振れるというかね。井上もすごいね、飛距離というかね、長打力があるんでね、見た限りでは。その2人は楽しみになると思いますね」
-いろんな角度から選手の動きを見ていた。
「いやいや、本当にね、スタンドから見る選手ばっかりだったのでね、本当に直にグラウンドで接する機会がなかったので、そういう意味で見させてもらったけど、本当に思った以上の力があるというか、想像以上だったですね」
-ブルペンにも多く足を運んだ。
「まあ、ねえ、何人来ているのかな。その中でね、西純とか伊藤(将)とか、そのへんは、1軍で投げていたんですけど、そのほかにも1人でも2人でも1軍の戦力になればと思ったんですけど、投げる場所は分からないですけど、それに匹敵するようなボールは見せてもらったので、ピッチャー陣も1、2軍の振り分けするのがちょっと大変かもしれませんね。ピッチングコーチの方が大変かもしれませんね」
-守備は選手の動きが良くなった。
「いやいや、もう、ねえ、こっちに3週間ですけど、2日にスタートして、今日の動きを見ても、外野のスローを見ても、やっぱり、カットに投げる速さとかね、いろんな面で強いボール、この3週間でだいぶ違っていると思うしね。見た目にも全然違うしね。やっぱりそれは、反復練習というか積み重ねもあるし。エラーが多いとなんか言ってたけど、それは別にね、それを意識してやったわけじゃないし。まあ普通に取れるね、ゴロはアウトにする、ゲッツーを取れるんだったらゲッツーを取れるようなね、おーん、そういう練習をね、反復練習というか、まあね、思った以上にここまで来たかなという感じがしますね」
-ケースノックでは岡田野球の方針、中間守備がないとかをコーチ、選手に伝えた
「だからあのー、中途半端じゃないんやけど、あわよくば2つアウトとろうとかね。そうじゃなしにまず1つアウトにして、そこからのスタートなので。僕がみていた中では、1点を守りに行く中で、それが2点、3点となるのが一番こう、チームとしては怖いことなので。そういう意味でも、なんていうかな、決まり事ですよね。チームとしての決まり事。それをね、やったんだけどまあ、2月にやろうと思っていたんだけどあまりにも練習が進みすぎたんで、そういう確認をしただけですけどね」