日本ハム上沢直之投手(28)が、来オフにもポスティングでメジャー挑戦する意向を表明した。

1日、札幌市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季年俸1億5000万円から2000万円増の1億7000万円でサイン。その後の会見で「来シーズン、メジャーで挑戦したいという趣旨は伝えさせてもらった。球団の人とは来シーズン終わってから、しっかり話し合って決めるという話になっている。僕の意志としては、アメリカで野球がしたいということは、伝えさせてもらった」と話した。

理由についても言及。「僕も日米野球とか出させていただいたときに、世界の選手が集まってやる野球ってどんな感じなのだろうかと。死ぬまでに経験させてもらいたいなって思いが一番で。アメリカに旅行するのはできますが、野球をしに行くのはプロ野球選手じゃないと目指せないですし、人生の中でも、限られた期間でしか目指せない。挑戦できるのであれば、挑戦したいなと思いが年々、強くなった」と話した。(金額は推定)

◆ポスティングシステム 海外FA権取得前に大リーグへ移籍できる制度。日本野球機構(NPB)を通じて大リーグ機構(MLB)に契約可能選手として通知される。現在は入札による独占交渉ではなく、譲渡金支払い意思のある全球団と交渉できる。日本球団への譲渡金は、選手の契約内容に応じて決まる。交渉不成立で残留するケースもある。

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