巨人のエース菅野智之投手(33)が来季へ向け、左スパイクの歯を8本から7本にする。2日、大阪市内で行われた「ミズノブランドアンバサダーズミーティング」に出席し「土が付きやすかった。あの作業(投球間に金具でたたく)がすごくストレスだったから改良した」と説明した。ミズノの担当者によると、菅野がスパイクの歯1本を丸々削り、7本にするのは初めて。

グラブも4シーズンぶりに「横閉じ」から「縦閉じ」に変更する。理由について「縦閉じの方が投内連係でもボールが出てきやすい。手にボールが付きやすい感じがする」と説明した。

またサッカー日本代表の大金星にも話が及んだ。3戦を全てテレビ観戦したといい、同じ神奈川出身のMF三笘の逆転アシストについて「期する思いがあったんじゃないですか。スタメンではなかったし。あそこで力を発揮できるのはすごいこと。前のコスタリカ戦でも監督がずっと球際と言っていて、それが実った瞬間だったと思います」と絶賛した。

自身も経験がある日の丸を背負う重みについて「いやあ、分からないです、僕は。そこまでの。やっぱりサッカーってすごいですよ。世界的なスポーツなんだなとやっぱり思いますしね。野球はもちろんWBCとかありますけど、オリンピックから外れたりとか。それだけ競技人口という面ではサッカーが世界で1番いるんじゃないですかね」と語った。

【関連記事】巨人ニュース一覧