ロッテ唐川侑己投手(33)が12日、ZOZOマリンで来季の契約更改交渉に臨み、年俸1億円(推定)でサインした。

20年オフに複数年契約を締結し、現在はその期間中になる。期間内の年俸は変動制の契約とみられ、来季年俸は推定1億円とみられる。

昨季はカットボールを武器に7回のマウンドを託され、22ホールドを挙げたものの、プロ15年目の今季は17試合で防御率5点台と苦しんだ。右ひざ痛が影響し1軍合流も遅れた。「開幕から最後まで投げるというのが務めであると思うので。前半戦全く、実戦も投げられなかったので、もどかしさはありました」と振り返った。

合流後は無失点投球が続いた時期もあったものの、最後は3試合連続被弾と苦しかった。要因として「自分の体をうまくコントロールできなかったところ。その中でうまく工夫して配球だったり、タイミングだったり、できることはもっとあったのかな、と。いろいろなバランスが良く合わせってピッチングってあると思うので。その中の1つが狂ったら、ほかもバランスが悪くなってしまうので」と振り返った。

「益田が9回を投げて、その前の8回でつなぐ役目を僕はやりたいので」

リベンジを誓った。【金子真仁】

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