先発投手がDH兼任で出場し、降板後もDHとして打席に立てる「大谷ルール」が、今季から日本のプロ野球でも導入される。23日に開かれた12球団と日本野球機構(NPB)による実行委員会で正式に決まった。

メジャーリーグでは昨季から大谷ルールが導入された。それを受け、日本でも昨年12月のプロアマ合同の日本野球規則委員会で公認野球規則を改正し、大谷ルールを採用することが決まった。公認野球規則が改正されても、プロ野球で採用するかはプロ野球の判断となるため、この日の会議に委ねられていた。

実行委員会後、NPBの井原事務局長は「監督会議でも説明したが、大谷ルールの適用をあらためて確認した」と話した。