ロッテの高部瑛斗外野手(25)や茶谷健太内野手(25)ら若手選手20人のキャンプ地前乗り組が25日、沖縄・石垣島入りした。石垣空港に到着したドラフト1位の菊地吏玖投手(22=専大)は「試合に出ていた選手たちと早めに出来るのは良い機会。練習の姿勢だったりを意識して見たい」と感謝した。24日に打ち上げた新人合同自主トレでも順調な調整は続けていたが、「強度をもっと上げていきたい」。26日から再開するプロとしての先輩たちとの自主トレに意気込んだ。

チーム指定のグレーにスーツも初めて着用した。「すごく着心地が良いですし、(マリーンズの)バッジも付けているので、見られている意識も持たないと」と気も引き締め直した。羽田空港出発時は大寒波だっただけに「沖縄は来たことがあるんですけれど、島は初めて。(機窓から)海や町並みが見えて南の島に来たなという感じたし、暖かいなあと思った。寒さから逃げられました」と笑顔。「ご飯もこっちのものも食べられると思うので」と練習も食も充実させてキャンプインするつもりだ。【鎌田直秀】