宮崎キャンプA組入りが決まっているソフトバンクドラフト2位大津亮介投手(24=日本製鉄鹿島)が投手陣のサバイバル戦を勝ち抜く覚悟だ。

「自分は挑戦者なので、戦いを勝ち取れるようにやっていきたい」。8日からスタートした合同自主トレではキャプテンに指名され、しっかり完走。「A組に向けて調整してきた。投球フォームの確認と強度を上げていくということはクリアできた」と納得顔。新人王を目標に掲げる右腕は、厳しい開幕争いに向け、静かに闘志を燃やした。

○…筑後キャンプからスタートとなったドラフト1位イヒネ・イツア内野手(18=誉高)はあらためて体作りから着手する。合同自主トレは新型コロナ感染もあって出遅れた。期間中は別メニュー調整を余儀なくされた。「弱点がたくさん見つかったことはプラスかな、と思う。見直せる時間かなと思う。焦らずに徐々に体を作っていけたらと思う」と着実に段階を踏んでいくつもりだ。

▽ドラフト3位生海外野手(22=東北福祉大) 「1軍キャンプに連れて行ってもらえるのは貴重なこと。打撃に関してすべて吸収したい」

▽ドラフト5位松本晴投手(21=亜大) 「焦らずにしっかりアピールできるように取り組んでいきたい。みんなトップレベルの選手たちなので、自分自身は速いストレート投げるわけでもなく、もっと力をつけていかないといけない立場。技術や、変化球をたくさん学んでいい経験、いいキャンプにできたら、と思います」

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