阪神岡田彰布監督(65)が、今季は基本的に選手の故障箇所をオープンにする方針を示した。

昨季までは故障などで離脱した選手について、広報発表では具体的な場所などは公にしてこなかった。指揮官は「別にそんなん隠す必要ないからな。いずれ見つかるやんか」と持論を展開。試合に出られるレベルのケガについては「相手に分からん方がええからな」と公表せず。「ちょっとでも(記者が故障部位を)探す仕事はなくしたるよ。どっちみち探すんやから」と基本的に包み隠さない方向だ。

1月には早速、ドラフト1位森下の「右足の肉離れ」を指揮官自ら明かした。「別メニューでやってるのに、隠しとっても分かるがな。本当はケガしたらあかんねんけど」と指摘。「ずっと長いこと野球をやっているわけやから、古傷とかはみんなある。試合にずっと出てるやつが出れんようになったら『なんでや』となるのはしゃあないけど、その辺は臨機応変にやったらええと思う」と話した。

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