ロッテの佐々木朗希投手(21)が31日、沖縄・石垣島入り後、初練習を行った。2月1日から始まる春季キャンプに備え、前日30日にチーム本隊と一緒に到着。チームミーティング後、まずは室内練習場で柔軟運動などを入念に行った。その後は、サブ球場に移動し、スタッフを相手にキャッチボールとノックで体を動かした。

グレーのTシャツ、黒い半ズボン、黒のヘアバンドスタイル。晴天に恵まれた石垣島の青い空や緑の芝生にオレンジ色のグラブがひときわ映えた。キャッチボールはWBC公式球を使用。約50メートルまで距離を伸ばし、最後は約20メートルの距離で22球、力を入れて投じた。投球時に「オイッ」と声が出るほどの力量で、受けたスタッフからは時折、「うお~い、ナイスボール!」の声も。佐々木朗も16球目には「おっ、今のが一番」と、指にしっかりかかった納得の直球もあった様子だ。ゴロノックも33球受けて終了。自身でもグラウンド整備をして終えた。

さらには陸上競技場に場所を移し、ランニングで汗を流したあとは、訪れたファンにサインをするなど笑顔も見せた。3年ぶりに交流が可能となったファンらも魅了した。【鎌田直秀】

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