DeNA桑原、神里が、盗塁王を4度獲得した元西武、巨人の片岡臨時コーチから「盗塁の極意」を伝授された。

練習メニュー表に記入された「特走」に両選手が参加。全体練習後に室内で片岡氏の手本を見ながら、スタート、走り方のコツを助言された。桑原は「まずは構えから、力の出し方を教わった。(スタート時に)左足のかかとをたたいて、前に倒れるような感覚でと。『全力前傾走法』です」と命名した。

片岡氏は「盗塁はスタートが一番大事なので、いかにタイミング良く足を出せるか」を両選手に伝わるように言語化。「お尻が使えないと走れないので、うまくお尻を使える構えをまず伝えて。盗塁は横に動かないといけないので、しっかり左足のかかとを踏んで反発をもらえるように」とポイントを挙げた。「正しい体の使い方をすること」と前傾で走ることの重要性も説き、通算320盗塁の思考と技術を伝えた。

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