広島春季キャンプは2日第1クール2日目を終えた。

この日はWBC日本代表の栗林や開幕投手候補の大瀬良のほか、ドラフト3位の益田武尚投手(24=東京ガス)、同5位の河野佳投手(21=大阪ガス)、同6位の長谷部銀次投手(24=トヨタ自動車)の新人3投手もブルペン入りした。

新井貴浩監督(46)の一問一答は以下の通り。

-ブルペン入りした栗林投手と話を

新井監督 本人がどう考えているのかを確認しただけ。自分が考えていることと、彼が考えていることが一致した。彼の意見を聞いただけで、こうしなさい、ああしなさいとはまったく言ってない。

-本人はWBC球にまだ違和感があると

新井監督 いい球を投げている。うちの抑え、守護神ですからね。

-打撃練習後、田中選手と鳥谷さん(本紙評論家)と3人で話を

新井監督 アドバイスというか、股関節の使い方を。それは広輔も分かっている。新たにこうした方がいいよと言っているわけではない。

-1軍キャンプスタートの田中広輔選手への期待

新井監督 もちろん、期待している。まだ34(歳のシーズン)でしょ。トリもまだバリバリでできる年だって言っていた。ここ数年思うようにいかないシーズンが続いているけど、僕もまだ全然できると思うし、彼にも期待している。ノックの動きを見ても、スイングの強さを見ても、しっかりとやってきたなと分かるので、今年にかける思いが伝わってくる。

-今春キャンプも積極的にコミュニケーションをとっている

新井監督 コミュニケーション取ろうと思って取っていないです。自然なので。自分が好きで行っているだけ。全然、無意識でやっていることです。

-新人3投手がブルペン入り

新井監督 いいんじゃない。益田も強い球を投げていたし、河野もキレのある球を投げていたし、長谷部はいい腕の振りをしているし。三者三様に良かったんじゃないかな。

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