3月のWBCに出場する20チームの出場選手が9日(日本時間10日)、米専門局MLBネットワークの番組内で発表された。日本の大谷翔平投手(28)らを含め、大リーグのMVP受賞者は8人、オールスター戦に選出経験のある選手は過去最多の67人とスーパースターが集結した。
3強のチーム総年俸は日本が78億6000万円、米国が401億5000万円、ドミニカ共和国が254億8000万円。
日本は村上やメジャー5選手ら1月26日に発表された30人から変更はなし。1次ラウンドで日本と同じB組の韓国にはメジャーから金河成(パドレス)とエドマン(カージナルス)の内野手2人が入り、元中日の李鍾範氏を父に持ち韓国球界屈指の好打者とされる李政厚も名を連ねた。オーストラリアに現役メジャーはおらず、約3分の1はマイナー選手が参加。中国には元ソフトバンクの真砂が入り、チェコは2人のマイナー選手が選出された。
◆WBCの選手枠 選手の登録枠は30人だが、一部チームはこの日、予備登録メンバーも含めて発表。大会ルール上、1次ラウンド後と準々決勝後の2度、予備登録メンバーの中から投手を入れ替えることが可能。またそれ以外の予備登録メンバーは、故障者が出たときの代替要員で、投手、野手関係なくラウンド中でも交代可能となっている。