阪神球団本部付スペシャルアシスタントで野球評論家の藤川球児氏(42)と元阪神、ロッテの鳥谷敬氏(41=日刊スポーツ評論家)が27日深夜、カンテレのスポーツ番組「8SPORTS」で初対談。23年「岡田阪神」のキーマンを語り合った。
まず野手のキーマンを問われた鳥谷氏は「ショートが決まれば、ガシッとチームの形ができるのではないか」とイメージ。3年目を迎える佐藤輝明内野手(23)については「新しいフォームをコンパクトにしたことでまだタイミングが取れていない。あと1カ月でどう解消していくのか」と指摘した。
さらに背番号1の後継者でもあるドラフト1位の森下翔太外野手(22=中大)については「力強さがある。体も大きい。独特の雰囲気がある。最初からバットが振れるのは大きい。微調整して当てにいったりとかはない。そこは強み」と高評価。藤川氏も「投手として今、佐藤と森下とどっちが嫌かと言ったら、森下の方が嫌。このスイングは結構崩せない。両サイドしかないな、高低はあまり効かなさそうというのがある」と分析した。
一方、鳥谷氏は新外国人シェルドン・ノイジー外野手(28=アスレチックス)を「広角に打てるのは大きい。調子が悪くなった時の逃げ道がある。悪くてもそこそこできるタイプじゃないかな」と表現。ヨハン・ミエセス外野手(27=レッドソックス3A)は「パワーはめちゃくちゃある」とした上で「問題は守備。甲子園の風でライトは難しい。(右翼ミエセスを)想像しただけで怖い」と苦笑いした。
投手に話題が移ると、藤川氏は才木浩人投手(24)をキーマンに指名。鳥谷氏も「球がめちゃくちゃ強い。球の勢いが抑えとかセットアッパーを投げるぐらいある」と同意した。さらに藤川氏が「1年は多分絶対に先発をやらすけど、もしそれでうまくハマらなかったら…。もしかしたら来年抑えになっているかもしれない」と予想すると、鳥谷氏は「あれだけ勢いがあるなら後ろに取っておいたら監督は楽だろうなと思いました」と再び呼応した。
2人は最後、阪神からアスレチックスに移籍した藤浪晋太郎にもエール。鳥谷氏が「環境変わってリセットして、うまくいってくれるんじゃないかと勝手に思っています」と力を込めると、藤川氏は「ちょっと(元阪神で日本ハム監督の)新庄さんと似ているかも。タイガースの中でこれ以上良くなろうとするより、世界に向けて野球選手として良くなった方が突き抜けられると思っていた」と納得。藤川氏は「晋太郎も最初から飛び級で活躍している。タイガースのこれまでの選手、セ・リーグでのエースとかは、あいつにとっては小さすぎたかもしれない」とも話し、世界の舞台での活躍を願っていた。



